後悔のない一年にするために出来ること

まずは、被災に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

新年早々に予期せぬ大地震や空港での事故、とても悲惨なニュースが続き、謹賀新年という気持ちになれずにいました。

私の友人家族が、被災地の石川県に帰省していたこともあり、昨日「どうにか遠回りしながら帰れそう」というのを聞くまで、何かあれば飛んでいく心づもりでいました。

ですが、この2日間でそれは浅はかで危険な行為であるというのをSNSで知り、「気持ちと行動」だけではどうにもならないという、情けない気持ちでいっぱいです。

良かれと思ってすることが、こういった緊急の場面では、何の役にも立たず迷惑でしかないこと。

自己満足で済まさないように、相手に耳を傾けるということは、すべての場面で共通していますね。

以前働いていた職場で、「準備8割、本番2割」という言葉を呪文のように聞かされていたのですが、仕事だけでなく人生においても大いに当てはまるというのを今さらながら感じています。

特に緊急時には野性の勘も含めて、今までの経験が重要になってくると思いました。

様々な場面での対処法について、知らないのと知っているのでは、天と地ほどの差があります。

また何かあった時に、その人の運命と割り切る人と、最善を尽くしたいと思う人のどちらと接するかで、その人の未来までも左右してしまうということ。

私は割り切れない性格なので、後者よりの考えでいますが、前者の気持ちも理解出来ます。

その人が選んだ結果なのだから仕方がないという、一見突き放したような物の見方ですが、言葉通りということも分かります。

天災は別として、結果については自分の選択の上に成り立っていると思うので、たとえ無意識の選択であったとしても、巡り合わせという運命にはいくつものきっかけがあると思っています。

一つ一つは些細なことかもしれないそのきっかけを、素早く察知して判断出来れば、運命は変えられるのではないかと。

自分が選んだことの結果については、責任を持っていきたいです。

よく、どんな人でも人生に後悔はつきものと言いますが、いかに最悪な事態やマイナスな感情を発生させないかが、より良く生きるために必要ですね。

私事ですが、今までの人生で何よりも後悔していることは、2020年に最愛の猫を自分の不注意で亡くしたことです。

注意していれば防げたことだったので、悔やんでも悔やみきれません。

唯一の心の救いになったのは、こんな私の元に来てくれた、まるで最愛の猫の生まれ変わりかと思うほどソックリな、キジトラ猫のとらこちゃんとの生活でした。

野良のキジトラ猫を保護するまで

野良猫のキジトラちゃんを保護したときの様子です。ウチの子になってちょうど２年で今年は３年目。お昼寝中の顔は、癒しの顔です。

onekosama-everyday.blog

お陰で幸せな気持ちになれましたが、あの時の気持ちはずっと心にあります。

今回の天災によって、より「後悔したくない」という思いが強くなりました。

もう後戻りはできないという絶望感は、二度と味わいたくないです。

そのためには、目の前のことに最善を尽くして、少しでも良い状態の道を行く。

良い結果を出すためには知識や経験が必要で、努力を惜しんではいけない。

どんな時も忙しさの中であっても、良い方を選択出来るように、立ち止まって考える余裕を持つことが大切ですね。

誰でも分かっているような内容ですが、頭で思い描いているだけでは実行出来ず、自分の心の整理も含めて記事にさせていただきました。

今年は30代最後の年なのですが、10代20代のころより、今ようやく少しはまともな考えに近づいたかな？というほど、まだまだ未熟な人間です。

こんなに未熟なのに、もう折り返し地点の年齢になってしまい、理想と現実が全然違いますが、後悔のない一年にするために日々進化しながらいきたいと思います。

新年早々、支離滅裂な文章をお読みいただき、ありがとうございました。

最後になりましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさまにとって、良い年でありますように！