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雑談

【手首式血圧計】家庭血圧を記録することの必要性

失敗談!体調の変化で気付いた、血圧を知ることの大切さ!
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いつもご覧いただき、ありがとうございます。

毎度、未然に防げそうな内容で、トラブルに発展というのがお決まりの我が家。

新たな問題が発生したので、失敗談も含めて記事にさせていただきました。

内容は、血圧を下げる薬(降圧剤)を服用中の、祖母に起こった一連の出来事です。

「高血圧」の診断は、病院で測る血圧の数値だけで決まるのか?という疑問から、今さらながら自宅で測る血圧の大切さを知りました。

※この記事は、専門家ではない素人の偏った考えが含まれていますので、ご注意ください。

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いつから高血圧?

「高血圧」ということで降圧剤を服用しているのは、88歳の私の祖母です。

最初の診断は平成18年とのことで、当時70歳から現在も同じ薬を服用し続けていました。

そして、問題が起こるまでの18年もの間、血圧計を購入したことがなく、自宅での血圧がどれほどなのかを知る機会はありませんでした。

高血圧の基準

「診察室血圧」と「家庭血圧」から高血圧を診断

高血圧の診断は、まず外来で血圧を測定します。診察室での高血圧の診断基準は、140/90mmHg以上。診察で高血圧と評価された場合、自宅で家庭血圧を測定します。家庭血圧の診断基準は、135/85mmHg以上。起床後と就寝前に2回ずつ測定し、朝と夜それぞれの平均値を出し、家庭血圧の診断基準を超えていると高血圧と診断されます。

引用元:「家庭血圧」重視が示された新・高血圧治療ガイドライン|健康・医療トピックス|オムロン ヘルスケア (omron.co.jp)

高血圧の基準は何度も改訂されていて、現在は昔に比べて厳しい数値が設定されているようです。

病院で測る血圧

病院の診察室で測る血圧は「診察室血圧」といい、自宅で測った血圧「家庭血圧」と区別するために呼ばれているものでした。

昔からよくある、白衣を着た先生を見ると緊張して血圧が上がってしまう事から、家庭血圧よりも高めであることを考慮した基準値になっています。

事の始まりは、祖母の「診察室血圧」の数値が上150台だった為、降圧剤が増量したことからでした。

家庭血圧は不明

祖母は、今まで血圧計を持っていなかったので、自分の血圧を知るのは月1回の通院時のみでした。

先日「診察室血圧」が、いつもより高いという事で処方された薬を服用後、ふらつきや気分が悪くなり、なんだかおかしいと異常を感じたそうです。

私はこのことを数日後に知り、祖母に無関心だった事を後悔し、一連の流れを聞いて診断内容に疑問を持ちました。

血圧計の必要性

病院は祖母宅から徒歩圏内のため、高齢ながらも毎月本人が一人で通っていました。

そのため、病院や薬局での会話の中に、血圧計の必要性の話があったかは全く分かりません。

めんどうくさがりの祖母なので、勧められたにもかかわらず断った可能性があります。

今回、自宅での血圧を把握するために、強制的に血圧計を用意することにしました。

手首式血圧計を購入

家庭用の血圧計は2種類あり、腕で測る「上腕式」と、手首で測るコンパクトな「手首式」があります。

正確に測れるものは「上腕式」とのことでしたが、自分で毎日測れるようにと、簡単な「手首式」を選択肢に入れ、操作がシンプルな物を探しました。

血圧計と言えば「オムロン」というイメージがあり、見つけたのがこちら。

型落ちモデルでしたが、Amazonのセールでお得に購入することが出来ました。

オムロン手首式血圧計の外装

高齢者でも迷わず押せるボタンと、血圧の数値が30回分まで記録されるので、あとでも確認することが出来ます。

オムロン手首式血圧計の本体と付属品

電源は、単4形アルカリ乾電池2個。
付属品でお試し用の電池が入っているので、すぐに使い始めることが出来ます。

実際に計測

血圧を実際に測ってみると、祖母のその時の心理状態でかなり変動があることが分かりました。

初回の測定は、やはり高血圧と言われる数値ではありました。

実際の測定結果(2回分)
表面のフィルムを取り忘れて、付いたままでした。

その後、動揺していたり不安な気持ちなどがあると、上が190までいってしまい、かなり高く出るようです。

何もない平常時は、上が130前後なので、通院時の1回だけ血圧が高かった(上が150台)原因が、祖母の心の問題もあるかもしれないと勝手に疑っています。

実際にあとから聞いた話ですが、祖母が通院日の前日にご近所トラブルを知り、かなり不安な一夜を過ごした翌日に通院しているので、体調が万全でなかったのでは?という状態でした。

病院へ相談

祖母は、増量した降圧剤を服用後にふらつきが出たため、薬を一時中止して、以前服用していた分の残薬を服用していました。

その旨と、今後の服薬について病院へ相談に行ったところ、「ふらつきがあった時の血圧はどうだったのか?」という指摘がありました。

当時は血圧計を持っていなかったのと、今は購入したばかりで、まだ2日分しか測れていないことを伝えました。

とりあえずの2日分の記録は、上が140前後の数値でしたが、「高い」の一言。

医者としては、ふらつきの原因が血圧の下がりすぎで起こったかどうか分からないので、判断しかねるという事でした。

とりあえず次回の受診日までは、以前と同じ量の降圧剤を処方してもらい、服用することになりました。

いつもの通院時

今まで一人で通院してもらっていましたが、今回の件で会話が成立していたか怪しいと分かったので、次からは同行しなければと思いました。

というのも、祖母は知的レベルがグレーゾーンという事と、認知症も入っているのか話を理解していないことが多々あります。

全く通じないかというとそうではなく、問題なのは他人との会話の中で、問われたことに「そうだ」や反射的に頷く傾向があることです。

長い付き合いの病院で安心していましたが、今後のことを考える良いきっかけになりました。

薬を中止したり残薬を服用したりと、素人が勝手な判断をしたことは悪いと思っていますが、血圧の数値だけが全てとは思えないです。

祖母の場合は、生活習慣や体質・性格が、かなり血圧へ影響していると感じました。

診断への疑問

病院では論破されてしまったので、薬局で薬をもらう際に、薬剤師にそれとなく診断への疑問を言ってみましたが、納得のいく回答ではありませんでした。
(よくある、医者に聞けずに薬局で文句を垂れるという、迷惑行為は反省してます…)

「血圧計を持っていなかったので家での血圧は分からないが、病院で測る血圧が高いだけで降圧剤が増えるものなのか?その後、ふらつきが出たがこれは一般的ですか?」に対して、
「血圧を上げる薬はありませんからね」でした。

家族を管理できていなかった私たちが圧倒的に悪いのですが、モヤモヤ感だけ残りました。

恥ずかしながら私は仕事を転々としていますが、医療関係で事務方として勤めていたことがあり、当時は患者さん第一で接していました。

相手によるかもしれませんが、こんなにも聞く耳を持ってもらえないのかと残念な気持ちです。

自分で出来ること

病院で血圧を測るたびに高いと言われ、不安になって緊張してさらに高くなってと繰り返していたら、普段は高くないのに強い薬を処方され、取り返しがつかないことになっていたかもしれません。

自宅と病院でどう違うかを見極めるために、毎日血圧を測ることがどれだけ大切か身に沁みました。

不満タラタラのただのクレーマーになってしまいましたが、自分を守るためにも最低限のことは必要ですね。

今回の件は、長年にわたり家族で見過ごしていたことなので、みんなで反省しました。

最後に

血圧を気にするきっかけがあったことで、ようやく血圧計を購入することが出来ました。

処方薬が変わって体調に異変が出てからという、遅すぎる我が家の大失態でしたが、大事に至らずに済みました。

これからは毎日血圧を測れるので、いち早く身体からのメッセージに気付けます。

数値の記録が病院での判断材料になりますし、血圧の変動を知ることは、口下手な祖母の気持ちを理解するための超重要アイテムでした。

本日は、つたない文章を長々とすみませんでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. 家で測定するのが一番やと思います。
    医師も判断しやすいでしょうし。
    薬で気分が悪くなるのは怖いですね。

    • ゾンビマンさん、いつもありがとうございます!!
      本当ですね!!大反省した出来事でした(◎_◎;)
      本人でないので分からない面が多すぎますが、転んでケガしなくて良かったです^^;

  2. おはようございます!医療関係で仕事されていたのですね!だから、ねこちゃんにも優しく出来るのですね!血圧大事ですよね!わたしはあまり血圧で引っかかったことないですが、貧血は経験あります。クラクラすると、自分ではどうしようもできないですよね。自宅で血圧を測る事ができるよう安心です安心ですね♪

    • rinmuuさん、いつもありがとうございます!!
      私なんて全然で!rinmuuさんの足元にも及ばないくらいでして^^;
      家族には優しくなかったので、ツケが回ってきました(◎_◎;)
      貧血も倒れたりする危険がありますし、心配ですね(>_<) rinmuuさん、お身体大事になさってください(*'▽')