【猫カゼ】元気なのに声枯れの症状

我が家の猫たちは、完全室内飼いでもたまに猫カゼ(主に猫ウイルス性鼻気管炎)にかかってしまいます。

症状はだいたいが鼻水やくしゃみなのですが、今回初めて声が枯れてしまう子がいました。

この記事は、声枯れ前後の様子と、過去に風邪がまん延した時の失敗談の記録です。

声枯れする前日から完治まで

動画の子は、親子猫の中で一番よく鳴く子なので、初めは鳴きすぎで声が枯れたのかと思いました。

ですが、あまりの声の変化に心配になり、別の子に数日前から鼻水の症状が出ていたこともあって、治る気配がないので動物病院へ受診しました。

1日1回のアレルギー症状を抑える薬と抗生剤を、2匹×6日分処方してもらいました。

すぐに良くなったので一安心でしたが、季節の変わり目で風邪をひく子が多く、流行っているとのことで油断は禁物です。

日々の記録

服用期間は全部で3日間。
薬は6日分いただいていましたが、症状が安定していたので全て服用せず、自己判断で中止しました。

猫カゼの原因

主にウイルスによる空気感染でかかり、完全室内飼いでも人間が外から持ち運んでしまうこともあるようです。

特に野良猫が住む地域では防ぎようがないとのことで、ちょうど我が家では外で見守っている孤高の白猫シロちゃんが、鼻水が出ていて風邪をひいている状態でした。

『孤高の白猫』お父さん編【実話】

我が家の通い猫になってから２年目。キセキの「育メン」ぶりを発揮した白猫のシロちゃん。尻尾フリフリ、子猫たちの遊び相手をしてくれていました。

onekosama-everyday.blog

ウイルスは目に見えないので本当の原因は分かりませんが、移さないよう衣服や手洗い等で気をつけていても防げませんでした。

日頃の予防にサプリ

季節の変わり目の体調管理にと、以前ご紹介した寒いときの愛猫用サプリを毎日与えていました。

それでもかかってしまったので、ウイルスの猛威は恐るべしです。

多頭飼いでのまん延

親子猫4匹のうち、今回猫カゼにかかったのは声枯れした子と、その子が発症する2日前から鼻水が出ていた子の2匹だけで済みました。

2匹とも軽い症状のみで元気だったので、ほとんどいつも通り過ごしていました。

単頭と違い、多頭飼いはまん延のスピードが速いので、いつも気持ちがピリピリしてしまいます。

猫カゼがまん延した過去

2022年11月に、初めの予防接種が未接種だったがために、くしゃみをし始めた子から一気にまん延し、親子猫4匹が猫カゼにかかるという状態を経験しました。

この時は、4匹のうち2匹に鼻水とくしゃみ・軟便の症状が強く出ていたため、2匹を隔離しました。

飲み薬が全く効かなかったので注射もしてもらい、2匹とも完治と思えるまで2週間以上かかりました。

みんなの元へ戻れた日は、元気いっぱい飛びまわっている姿を見せてくれて、ようやく一安心でした。

予防接種が遅れたワケ

野良猫だった親子猫を保護した当時は、猛暑直前のような季節だったので、とにかく家の中に猫たちのスペースを確保して保護することが優先でした。

その後、私が仕事で忙しかったり、子猫の体調が万全でなかったりと予防接種のタイミングを逃し、やっと接種出来たのは子猫たちが1歳になってからでした。

予防接種の重要性

今回の声枯れや軽い鼻水の症状から見て、猫カゼの重症化を防ぐためには、3種混合ワクチンは必ず接種した方がいいと改めて思いました。（現在も毎年受けています）

[【獣医師監修】愛猫ワクチンについて「3種混合ワクチンで恐ろしい病気をしっかり予防しましょう」] | お役立ち情報 | アース・ペット株式会社

アース・ペットののページです。アース・ペット株式会社は、ペッ...

www.earth-pet.co.jp

ただ、人間と同じで体質的にワクチンが合う合わない等があると思うので、かかりつけの先生によく相談したほうが良いと思います。

最後に

猫の病気は人間と違って、猫自身の自然治癒力で治すことは難しいと感じています。

猫カゼが軽症で済んだのは、2匹とも食欲が落ちることなく元気だったのと、予防接種と早期治療のおかげでした。（毎日与えていた猫用サプリも少し？プラスだと思いたい…）

また今回は、風邪の症状で声枯れしていたわけですが、風邪薬で治らない場合は別の病気の可能性もあるので、注意が必要です。

まだまだ至らない点の多い猫飼い初心者なので、何かあると毎回あたふたしております。

季節は冬本番前、みなさま猫さまの体調管理には、十分気をつけてお過ごしくださいませ。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。