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雑談

子猫の譲渡トラブル【失敗談】

譲渡の際は気をつけて(失敗談)
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いつもご覧いただき、ありがとうございます。

子猫を保護したら、あなたならどうしますか?

今回は、2022年6月に起こった、我が家の苦い思い出話。

猫を保護した当時、家族全員が猫に対して無知だったので、『子猫譲渡』が円満に終わりませんでした。

苦い経験で学んだことは、猫も人間も全員が幸せになるためには、少しの知識と猫への気遣いが必要だったこと。

猫が飼い主を選べないからこそ、慎重であるに越したことはありません。

この失敗談が、個人で譲渡を考えている方のご参考になれば幸いです。

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子猫との出会いと別れ

2022年6月、全部で5匹いた子猫のうち、2匹を譲渡することになりました。

子猫との出会い

野良の母猫が、連れてきた5匹の子猫と共に、いつの間にか実家の車庫に住み着いてしまい、困った私たち家族。

初めてのことだったので、どこを頼ったら良いのか分からず、ひとまず「市の動物愛護センター」に電話で相談をしてみました。

引き取りは行っていないとホームページに記載があったけれど、半ばダメもとで「どうしたら良いか」と聞いてみると。

回答は、「敷地内にいる猫は所有権が発生しているので、こちらでは何も出来ません。」「道路にいても、ケガをしている子は保護するけれど、自力でご飯を食べられる子は保護の対象にはなりません。」とのこと。

当時の電話でのやり取りなので、私の記憶違いがあったらスミマセン。

所有権を放棄するために、敷地内から追い出し、どこかの誰かが面倒みてくれるだろう!と、無責任なことは出来ません。

自力で生きられないくらい小さな猫が、良い人に巡り合えたらいいけれど、弱いものは淘汰される、そんな世の中に残念な思いのため息が出ました。

譲渡先を探す

我が家に所有権のある猫は、自分たちでどうにかするしかないと、色々と声をかけさせてもらいました。(この段階のときに、保護活動をしている団体さんへ相談すれば良かったです。)

声をかけたなかで見つかった、猫を飼いたいという【Aさん】は、家族が直接声をかけた【Bさん】の、知り合いの知り合いでした。

  • 【Bさん】が知り合いに声をかけ、【Aさん】に出会う
  • 【Aさん】とのやり取りは、すべて【Bさん】経由
  • 私たち家族は【Aさん】とは面識も接点もなし

【Bさん】経由でとんとん拍子に話が進み、まずは【Aさん】が子猫を見たいとのことで、我が家に来る日が決まりました。

子猫の見学と別れ

子猫見学の当日は、【Aさん家族】と【Bさん】が来ました。

私は仕事を休めなかったので、見学だけならばと家族に立ち会ってもらい、仕事が終わったら、どんな様子だったかを聞くつもりでした。

実際は、その場のやり取りで譲渡となってしまいました。

【Aさん家族】は、子猫の写真を見ていた段階で、気に入った子が2匹いたそう。

当日引き取る前提のためか分かりませんが、キャリーも手土産も持参。

立ち会った私の家族の話では、良い感じの家族で無理強いすることなく「今日引き取っても良いですか?」と言われたので、「良いですよ」と答えたとのこと。

まだ生後1ヶ月半くらいの乳飲み子の子猫たちを、母猫がかいがいしくお世話をしていたので、親子を引き離すのはもう少しあとと考えていました。

私の家族は、もらい手が居なければ困るとの思いで承諾したのだと思いますが、譲渡後に相手の名前も住所も知らないと聞き、大慌てで当日同席していた【Bさん】に連絡をしました。

なんと【Bさん】も、【Aさん】とは当日初めて会ったので、名前とLINEしか知らないという衝撃の展開。

知り合った経緯はSNSつながりで、私の家族が【Bさん】に声掛け→【Bさん】がSNSで声掛け→SNSの知り合いが【Aさん】に声掛け、という流れでした。

以下は、【Bさん】が知っていた情報です。

  • 【Aさん】は直近で、保護主から一度引き取った猫を「返してくれ」と言われて返したことがあり、猫用品だけが残った中で、早く子猫を飼いたいと探していた。
  • 今の時期を逃すと、家庭の事情で忙しくなるので急いでいた。
  • 日中は、共働きで不在にしている。

上記のことを譲渡完了後に聞いて、不信感しかありませんでした。
これらの情報を最初から教えてもらっていたら、もしくは私が当日同席していれば、その場での引き取りをお断りしたい内容です。

ですが、時すでに遅しで、すべて私と家族の連携がなされておらず、無知が招いた結果でした。

恥ずかしながら納得がいかず、弁護士ドットコム – 無料法律相談や弁護士、法律事務所の検索 (bengo4.com)に登録し、どうにか出来るすべを探してみることに…。

調べた結果、譲渡完了後には何も出来ないことを、このとき初めて知りました。

譲渡後のやりとり

【Bさん】に、「どこの誰かも分からない方に引き渡し、子猫たちが心配」と伝えましたが、心配いらないから大丈夫と謎の説得をされました。

こちらの不手際ですが、「子猫の安否など確認したいので」と、【Bさん】には面倒ですが【Aさん】と連絡をとってもらいました。

その後、【Aさん】へのLINEの許可をもらい、やり取りが実現。

やり取りの中で、【Aさん】から一生大切にする旨と、子猫たちが元気に飛び回っている動画をいただき、また半年後には近況報告をしてくれるという約束も出来ました。

実際は、こちらが半年後に「元気にしていますか?」と送り、返信があってそれきりです。

結局、相手の住所も聞けず仕舞いなので、上手くやり取りが出来なかった自分の未熟さに呆れました。

譲渡した子猫2匹が、元気に健やかにいることだけを願うばかりです。

最後に

我が家の場合、【Bさん】という仲介者がいたため、相手方が一緒に来訪したことで信用してしまい、何も考えずに子猫を手渡すという大失態をおかしました。

個人でやり取りをする場合も、譲渡の際は契約書を作成し、双方が納得したうえで行うのが、後々の猫の幸せのためにも必要です。あとからでは取り返しがつきません!

また、昨今の詐欺事件等あるなかで、安易に自宅を教えるなどは、相手の情報を知りえない状況下では、大変危険だと思います。(職業上安心だと思っていたBさんが、いい加減な人だと分かりました。)

猫に関しては、母猫に断りもなく目の前から子猫を奪い、その後いなくなった子猫を母猫が探したり、子猫を呼ぶように鳴いていたり。

本当にかわいそうなことをしたと、今でも後悔していて、時期を見極めたかったと強く思っています。

後悔ばかりの子猫譲渡となってしまいましたが、もしも今後同じようなことがあれば、家族でよく話し合い、方向性を決める所存です。

記事の9割が不満となってしまいましたが、このようなことが二度と起こらないことを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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