これは私が気をつけなければならないことの一つ、猫にもニキビできるという事実。
この猫のニキビは「猫痤瘡」といい、我が家のキジトラの”とらこちゃん”は比較的出来やすく、注意が必要です。
あごの下に出来たときは、気付いたときに、ぬるま湯にひたしたティッシュでふき取っていましたが、今回はなんと、ほおの近くの口角にも出来ていました。
もっと前から出来ていたとしたら、飼い主として気付かなかったことが悔やまれます。
※この記事は、猫ニキビの状態を、始まりから治るまで(薬不使用で)記録したものです。
ニキビの原因
口角のニキビに気付いたものの、どうすれば良いか分からなかったので、とりあえずネットで検索しました。
こちらを拝見し、食器とストレスが原因かもしれないと分かり、フードの食器は陶器を使用しているものの、お水はプラスチック容器を使用していことに気付きました。
ストレスについては、3日前に家の前で一日中工事が行われていたことが関係しているかもと推測。
ニキビの状態
ニキビの状態は、触ると黒いカスがポロっと取れるような感じで、写真だと分かりづらいのですが、口角の上が黒っぽくなっています。
右側には出来ていないようです。
他には、あごの下にも出来ていました。
家での処置
原因ははっきりとは分かりませんが、症状は軽度のようなので、家で出来ることから始めてみることに!
- まずは、お水の食器を陶器へ。
- お口の周りは、こまめにふき取ること。
以前にも、あご下ニキビの経験があったので、猫が口周りを拭かれることに慣れていたのは幸いでした。
ほんのり温かいぬれティッシュは心地よいのか、大人しく拭かせてくれます。
ふき取りの際は、肌を傷つけないよう優しくふき取ります。
ニキビの経過観察
毎日ではありませんが、日々変わっていく様子を写真で記録しました。
7月14日~15日
今回のニキビに気付いたのは、7月14日午後で、すぐにぬれティッシュでふき取りを始めました。
その日の24時頃の状態です。
口角の部分は、かさぶたのような大きいものが取れたので、黒っぽかった色が薄くなっています。
翌日の7月15日、ふき取りを続けていますが、まだ目に見えて良くなっている感じはありません。
7月16日~17日
あまり変化ありませんでした。
ぬれティッシュで拭くと多少の黒いカスが取れますが、良くなっている感じはまだありません。
7月20日~23日
一週間ずっとふき取りを続けていますが、少しずつ良くなっているものの、まだ治っていません。
7月21日ころから発情期が始まり、仰向けになる機会が減ったため、写真を撮ることが出来たのは7月23日でした。
写真が暗くて申し訳ないのですが、良好な兆しです。
7月25日~8月3日
8月3日現在、ふき取りは毎食後+αで続けています。
発情期は猛暑が続いたため、7月末には落ち着きました。
猫が暑さで夏バテしそうですが、しっかり食べられているため免疫力は落ちておらず、少しずつ良好です。
8月10日~8月15日
赤みと黒いカスがだいぶ取れてきました!あともう少しです!
口角の上の写真は撮れませんでしたが、以前のような黒さはなく、ほぼ正常な状態です。
8月22日~完治まで
写真では、角度や明るさによって状態が違うように見えますが、8月中旬と比較すると、9月は完治に近い状態が続いていました。
毛の間に挟まっている黒いカスが取れれば、見た目もバッチリです。
ニキビを発見してから、完治するまで2ヶ月かかりましたが、1日数回のお口周りのふき取りで、少しずつですが確実に皮膚の状態が良くなっていきました。
黒いカスについては、シャンプーが出来れば、ふやけて流れ落ちると思います。
我が家の場合は、エイズキャリアということもあり、極度なストレスを与えたくないので、今までシャンプーは一度もしていません。
ペット用のウエットティッシュと、ぬるま湯にひたしたティッシュで対処しているので、完全に取りきれるまでに、もう少し時間がかかると思います。
最後に
ニキビが分かってから猫の動向をよく観察していると、ごはん後の顔洗いをしたりしなかったりで、口周りが汚れる原因がありました。
重度になった場合も考えて、かかりつけの先生に相談をしたところ、軽度の場合はふき取りで対処、繰り返すようだったら薬を使用するとのことでした。
我が家の場合は軽度と判断し、薬なしでふき取りを続けました。
体質によって出来やすさもあるようなので、これからもこまめに拭いて予防したいと思います。
あご下ニキビは特に見づらい箇所なので、仰向けになったタイミングで観察することや、触れることで確認をして早めに対処したいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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